夫の浮気を乗り越え、夫婦関係を修復するための方法とは、一体どういうものでしょう。
感情を精一杯コントロールしながらの夫とのコミュニケーション、それだけでも結構大変なのに、夫婦ですから愛を育んでいかなければなりません。
あなたもこの記事を読んでくださっているということは、ご主人の浮気から関係修復を目指して取り組んでいらっしゃるからわかると思いますが、頭で理解しているつもりでも、なかなか思うように修復の兆しがみえず、いつになったら、いつまで続くのか、本当に修復できる日は来るのか、先の見えない不安と日々の苦しさに前向きになれずにいるのではないでしょうか。
しかし、その浮気からの修復を果たし、幸せを取り戻している夫婦が存在するのも、紛れもない事実。
そして、その多くの人はこう言います。
「以前よりずっと愛し合うことができるようになった」
あなたは信じられますか?
彼らはどうやって修復できたのか、どうすれば彼らのように、浮気させる前よりも愛し合うことができるのか、とても気になりますよね?
今回は夫の浮気から夫婦の関係を修復するための大切な方法をお話します。
夫婦としてやり直し、さらに愛し合うことができる夫婦となるために、大切なことは一体何なのか。少しでも気づきとなり、あなたが前に進めるきっかけとなれば幸いです。
目次
浮気から夫婦関係を修復するために大切な3つの方法
ご主人が求めているものは何か?
浮気されたことで、つい妻側は夫に、「こうしてほしい、それはやめてほしい」と自分を最優先にしてくれることを望んでしまいがち。
もう浮気されたくないし、信じられなくなってるし、「関係を修復するならこうしてほしい」「あなたがこうしてさえくれれば修復できる、こうしてくれないからいつまでも修復できない」と、気持ちの上でご主人に望むことが多くなってしまう。
その気持ち、よくわかります。
でも、夫婦関係を修復していくからには、ご主人に望んでばかりではうまくいかない。その姿勢が、修復を妨げてしまっていることがあるのです。
大切なことは、夫婦お互いにどうしてほしいのかを本音で話し合い、それを聞いた上で、お互いに納得のできるバランスの取れた解決策を見つけることです。
ご主人は浮気をしてしまったという負い目がありますから、立場上何も言えないと、自ら言おうとすることはないかもしれません。
それに「何が不満なの?どうしてほしいの?」とあなたが迫るように聞き出そうとしても、「どうせ理解してもらえないだろう」と、これまでの夫婦関係次第では、ご主人が本音を言わずにいることもあります。
ですから関係を修復するためには、ご主人を受け止めよう、理解しようとする姿勢と、どうしたら本音で話し合うことができるのかを考えることが大切なのです。
なぜ浮気をしてしまったか…。気の迷い、はずみだったとしても、そこに一瞬でも求めたものがあったということ。
ご主人が浮気に求めたものは、一体何だったのでしょう?
ここを解決していかなければ、夫婦の今後の関係修復には至らないのです。
「寂しかった。もっと大事にされたい、認めてほしかった」浮気した多くの男性が口にする言葉。
子どものことばかりで、対応が雑、適当になってしまっていると、あなたのご主人もこんなふうに思っていたかもしれません。やってもらって当たり前、感謝することを忘れ、愚痴や文句が多くなっていませんでしたか?
「もっとセックスしたかったけど…」
ご主人の誘いを何度も断ることで、プライドが傷つき、もうあなたとのセックスを諦めざる負えない気持ちにさせていたかもしれません。
でもこれらのことって、ご主人からしたらとっても言いにくいこと。
「寂しいから、もっと構って。大事にしてよ。もっとセックスしたい」なんて大の男が普通なかなか言えないですよ。
だから我慢して、知らない間に不満をためることになるし、言われないからあなたも気づくことができないまま、夫婦の間に溝や気持ちのすれ違いができてしまうんです。
あなたがご主人に望むことがあるように、ご主人も本気であなたと夫婦関係を修復したいと考えているなら、必ずあなたに対し望んでいることがあるはずです。
だからあなたは今一度、ご主人への対応を振り返り、心当たりのあることは素直にご主人に話してみましょう。
あなたがご主人のことを理解しようとしている姿勢が伝われば、これまで想像もしていなかったご主人の本音が聞けるかもしれませんよ。
しっかり向き合い、素直な気持ちを伝え合う
先に述べたことと重なる部分もありますが、夫婦関係を修復するためには、まずお互いを正しく理解することが必須。
理解してもらえないと思うことは辛いですし、勝手にそうだろうと相手のことを間違って理解していては、夫婦関係が改善することはありません。
もしかしたら「辛い、苦しい」といった状況を、“言わない方がいい、言ってもしょうがないこと”と一人で抱えていませんか?
でもそれはあなたの勝手な判断。言わずに一人で抱えているから苦しいし、理解し合うことができず、前に進まないのですよ。
夫婦としてやり直したいと思うのであれば、お互いしっかり向き合い、今の自分の状況や気持ちを素直に伝え合い、理解し合うことが重要なのです。
そして肝心なのは、その伝え方。
ご主人を責めるような言いではなく、落ち着いて自分の今の気持ちを素直に伝え、理解してもらうことを意識しましょう。
修復を望んでいるからこそ、しっかりと向き合わなければならない。
丁寧に気持ちを伝えていくこと、そしてあなたもご主人の話をまずは受け止める姿勢を持つことを忘れてはいけません。
夫婦の幸せを明確にする
ご主人の浮気を乗り越えて、修復しようとしている今、どうやったら修復できるかという、目の前のことでいっぱいになりがちですが、少し先の未来のことを考えてみましょう。
あなたはご主人と夫婦としてやり直して、どんな関係になりたいのでしょう?
修復した先にある、あなたが望んでいる夫婦の未来はどういうものですか?
「夫婦としてやり直したい」と思っていても、じゃあ一体それがどういうものなのか、自分の中でしっかり明確になっていなければ、そこに向かうことはできません。
なぜなら人は、自分がイメージできることしか行動に移すことができないから。
ですから、夫婦としてあなたが望む姿をしっかりイメージできるかどうかは、関係を修復していく上で、とても重要なことなのです。
あなたが望んでいる幸せなご主人との未来を明確にし、常に意識するようになれば、それに伴う態度や言葉がけが自然とできるようになってきます。
苦しい時やどうしていいかわからなくなった時は特に、静かに気持ちを落ち着かせる時間を作り、あなたが望んでいる幸せを明確にイメージしてみましょう。
まとめ
あなたが自分を理解してほしいと思うように、ご主人もあなたに対し、理解してほしい、認めてほしいと思っているはずです。
大事に思う人だから、分かり合いたいと思うから。そして夫婦だからこそ当然のこと。
ですから、「しっかりと向き合い、お互いを理解し合う」まずはこれが基本です。
せっかく夫婦でやり直すと再出発を決意したのですから、新たな気持ちでご主人としっかり向き合いましょう。
それから、どんなときも、あなたの幸せは、あなたが自分でつかみに行くしかありません。
夫婦の幸せのために何ができるかを考え、妻としてできることを、自ら行動に移した人だけが、その幸せに近づくことができるのです。
あなたの思い描くご主人との幸せを、再び実現するために、あなたが主体となって積極的に!
それは誰のためでもありません。
あなたが幸せになるために。